コンテナークエリ:ビューポートではなくコンテナーに合わせてコンポーネントを調整する
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container-type は祖先要素をクエリコンテナーにし、@container はそのサイズに応じて子孫に規則を適用します。cqi と cqw は流動的な値に使えます。これにより、コンポーネントは自分のブレークポイントを持ち、配置ごとの上書きなしでサイドバー、メイン列、モーダルに適応できます。
概要
メディアクエリはビューポートの幅を問い、コンテナークエリは特定の祖先要素の幅を問います。要素は container-type: inline-size(インライン軸の問い合わせ)または size(両軸)でクエリコンテナーになり、必要に応じて container-name で名前を付けます。@container (width > 40em) { .card { … } } 内の規則は、包含コンテキストを持つ最も近い祖先、または名前を指定した場合はその名前の祖先に応じて子孫へ適用されます。MDN は、コンテナー相対単位(cqw、cqh、cqi、cqb、cqmin、cqmax)を列挙しています。それぞれコンテナーの対応する寸法の 1% で、font-size など長さが許される場所なら使えます。
なぜ重要か
サイドバー、メイン列、モーダルに置かれるコンポーネントは、ビューポート幅から使える空間を推定できません。ビューポートのブレークポイントを使うと、配置ごとに上書きが必要です。コンテナークエリなら、コンポーネントがブレークポイントを持ち、どこに置いても適応します。これによってデザインシステムのコンポーネントは、ページを越えるだけでなく、レイアウトを越えて再利用できます。
適用方法
- コンポーネント自身ではなくラッパーをコンテナーにします。要素は自分のサイズには応答できません。内容がサイズを変え、クエリの成否を反転させるためです。MDN はこれを無限ループと説明し、サイズ包含を適用する理由としています。
inline-sizeを優先します。sizeはブロック軸も包含するため、明示的な高さがないと、要素は内容に合わせて拡大しなくなります。- コンポーネントが入れ子になる場合はコンテナーに名前を付け(
container-name: card)、名前で問い合わせて、内部のクエリが意図しない祖先に一致しないようにします。 - コンポーネント内の流動的な文字サイズと間隔には
cqiを使い、極端な値でも読めるようclamp()で囲みます。 - ページ全体のレイアウト(列数、ナビゲーション)にはビューポートのメディアクエリを残し、コンポーネントにはコンテナークエリを使います。両者は共存します。
- クエリ条件ではカスタムプロパティが許可されないため、
@container内のブレークポイントはリテラル値でなければなりません。コンポーネントごとに一か所で管理します。
落とし穴
包含はレイアウトを変えます。inline-size コンテナーの幅は、文脈(親に合わせて広がるブロックレベル要素)から得るか、明示的に設定する必要があります。そうしないと縮んでしまい、クエリが一致しません。コンテナースタイルクエリ(@container style(--x: y))は別の機能なので、サイズクエリとは別にサポートを確認します。クエリコンテナー自身のサイズが子に依存する場合(flex: 0 0 auto の flex アイテム、幅を指定していない絶対配置のボックス)が、「クエリが発火しない」典型的な原因です。
範囲と根拠
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知識の基準日:2026-09-16。状態:reviewed — 編集するとレビュー状態はリセットされます。本文は未検証の参考情報として扱い、出典を確認してください。
出典
- MDN Web Docs: CSS container queries — 2026-10-24 確認:到達可能、引用箇所あり
- MDN Web Docs: container-type — 2026-10-24 確認:到達可能、引用箇所あり
レビュー
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