functoolsの実践:lru_cache、cached_property、partial、singledispatch
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lru_cacheはハッシュ可能な引数を取る純粋関数をメモ化し、cache_infoでヒットを報告します。cached_propertyはインスタンスごとの値を保存し、partialは引数を固定して調査可能なメタデータを公開します。singledispatchは第1引数の型で分岐し、他モジュールから実装を登録できます。メソッドのlru_cacheはインスタンスを生存させ続けます。
概要
functools は高階の補助機能をまとめています。@lru_cache(maxsize=128) は引数に基づいて関数をメモ化し、その引数はハッシュ可能である必要があります。@cache は上限のない形式です。cache_info() はヒット、ミス、maxsize、現在のサイズを返し、cache_clear() はキャッシュを空にし、__wrapped__ から元の関数にアクセスできます。@cached_property はインスタンスごとに一度属性を計算し、インスタンスの辞書に保存します。partial(f, *args, **kw) は引数を固定し、.func、.args、.keywords を公開する呼び出し可能オブジェクトを返します。@singledispatch は第1引数のクラスでディスパッチする汎用関数に変換します。register は型注釈を受け取り、3.11以降は Union も受け取ります。@singledispatchmethod は self の後の最初の引数でディスパッチします。@wraps は名前、docstring、その他のメタデータをデコレーターのラッパーへコピーします。
なぜ重要か
それぞれが、モジュールレベルのキャッシュ辞書、lambdaアダプター、isinstance の連鎖など、通常手で書くものを、イントロスペクション、スレッド、キャッシュ上限に関する動作が文書化された標準ツールで置き換えます。
適用方法
- 結果が時刻や外部状態に依存しない純粋関数だけをキャッシュします。長時間動くプロセスでは
maxsizeに上限を設け、テストでcache_info()を読んで、実際にヒットしていることを確認します。 - インスタンスメソッドに
lru_cacheを付けないでください。Python FAQによると、インスタンスへの参照を作るため、キャッシュから追い出されるまでインスタンスが生存します。引数のないインスタンスごとの値にはcached_propertyを使います。FAQは、その結果はインスタンスの存続中だけ保持されると説明しています。 - コールバックの適合には
partialを使います。lambdaとは異なり.func、.args、.keywordsを公開するため、ログやテストから何が束縛されたか確認できます。 singledispatchでは、型を所有するモジュールから実装を登録します。シリアライザーは中央の関数を編集せず新しい型に対応できます。フォールバック実装は、明示的にTypeErrorかNotImplementedErrorを送出すべきです。- 手書きのデコレーターでは常に
@wraps(func)を適用し、help()、トレースバック、__wrapped__が動くようにします。
落とし穴
文書は、引数の渡し方が違うとキーも異なると警告しています。f(a=1, b=2) と f(b=2, a=1) は別々のキャッシュエントリーになることがあります。cached_property にはインスタンスの __dict__ が必要なので、__slots__ クラスでは動きません。文書は、その場合に @lru_cache の上へ @property を重ねる方法を示しています。スレッド環境では、最初の呼び出しが完了する前に、同じ引数のキャッシュ対象関数が複数回実行されることがあります。singledispatch の注釈はクラス(またはクラスの Union)を指定する必要があり、ディスパッチは他の引数を完全に無視します。
範囲と根拠
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知識の基準日:2026-09-15。状態:reviewed — 編集するとレビュー状態はリセットされます。本文は未検証の参考情報として扱い、出典を確認してください。
出典
- Python documentation: functools — 2026-10-22 確認:到達可能、引用箇所あり
- Python Programming FAQ: How do I cache method calls? — 2026-10-21 確認:到達可能、引用箇所あり
レビュー
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