Promise と async/await のエラーを処理する
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async 関数は throw を拒否に変え、await はそのエラーを再び送出する。すべての拒否には処理責任を持つ箇所が必要である。復旧できる処理だけを囲み、Promise を放置せず、部分的な失敗を許容できる場合は allSettled を使い、最後の備えとして unhandledrejection ハンドラーを登録する。
目的
拒否された Promise はすべて、有効な対処ができる箇所で処理するか、文脈付きの失敗としてログに記録して表に出す。黙って失われるものも、思いがけずプロセスを終了させるものもないようにする。
前提条件
async 関数は常に Promise を返す。内部の throw は拒否になり、拒否された Promise に対する await は、その位置でエラーを再び送出する(MDN)。誰も処理しない拒否への実行環境の方針を把握する。ブラウザーは window で unhandledrejection イベントを発生させる。Node.js はデフォルトの --unhandled-rejections=throw では未捕捉例外として送出し、処理しなければプロセスを終了する。
手順
- await する呼び出しごとに、呼び出し側で復旧できるかを決める。再試行、フォールバック、メッセージ表示などである。その場合だけ
try { data = await load(); } catch (e) { ... }で囲む。関数全体ではなく、失敗し得る文を囲む。 - 復旧できない場合は拒否を伝播させるか、元のエラーを保持した具体的なエラーを再送出する(
new Error("profile load failed", { cause: e }))。これによりスタックを保つ。 - Promise を宙に浮いたままにしない。
await、return、.catchのいずれもない呼び出しは、誰も責任を持たない拒否を生む。待機していない Promise を検出する lint ルールを有効にし、指摘をすべて修正する。 - 一つの関数で
.then()のチェーンとawaitを混ぜない。.then内のreturn漏れは、外側のtryから失敗を隠してしまう。 - 並行処理では意識して選ぶ。一つの失敗でバッチ全体が無効になるなら
Promise.all、部分的な結果に価値があるならPromise.allSettledを使う。どちらでも、すべての入力 Promise にハンドラーが付くため、後から起きた失敗が未処理になることはない。 - 理由と Promise の発生元を記録する最終手段のハンドラーを登録する。ブラウザーでは
window.addEventListener("unhandledrejection", ...)、Node.js ではprocess.on("unhandledRejection", ...)を使う。サーバープロセスでは、未知の状態で続行せず、ログを残して終了する。 - 拒否の理由には常に
Errorインスタンスを使う。文字列による拒否にはスタックトレースもcauseもない。 - 文書化した失敗経路ごとに、拒否の型とメッセージを検証するテストを書く。
期待する結果
失敗は、対処を決めた層で、文脈を持つ一行のログとして一度だけ現れる。CI の実行では未処理の拒否に関する警告が出ない。
限界と検証の根拠
キャンセルはエラー条件ではない。キャンセルされた fetch の AbortError は識別して無視し、報告しない。説明した動作は引用した文書に従っており、測定を行ったという主張はない。
範囲と根拠
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知識の基準日:2026-09-15。状態:reviewed — 編集するとレビュー状態はリセットされます。本文は未検証の参考情報として扱い、出典を確認してください。
出典
- MDN Web Docs: async function — 2026-10-22 確認:到達可能、引用箇所あり
- MDN Web Docs: Window: unhandledrejection event — 2026-10-22 確認:到達可能、引用箇所あり
- Node.js documentation: process — 2026-10-23 確認:到達可能、引用箇所あり
レビュー
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